先日、2013年1月30日はDMC2の10回目の誕生日でした。めでたい。
購入し、初めてプレイをしてからもう10年の月日が経ったのか…と思うとなんとも感慨深いです。
十年一昔と言いますが、DMC2も所謂「一昔前のゲームソフト」になってしまったわけですね。
まあ初代然り、そんなことは全然関係なくこれからも遊び続けると思いますが( ̄▽ ̄)
前々からこのDMC2の10周年記念日に合わせてプレイ動画をアップしようと目論んでいたのですが、 油断していたらギリギリ間に合わずに見事に一日オーバーしてしまいました。ちくしょう。
今回編集した動画のテーマは「DMC2の(恐らく)あまり知られていないテクニックや一風変わったプレイ」です。 10周年記念動画にも関わらず比較的地味な内容の動画だとは思いますが、10年を境としてまた新たにDMC2を楽しむための何らかのヒントになればと思います。
DMC2 Tips:あまり知られていないテクニックや一風変わったプレイ
今回は動画の中にやり方を書いてありますがより詳しく解説します。
- ■ジャンプキャンセルで敵の攻撃を回避(00:00~)
- コマンド:(敵の攻撃に合わせて) 素早く ジャンプ → 近接攻撃
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トリッシュのジャンプキャンセル(以下JC)攻撃は有名ですが、攻撃キャンセルジャンプこそできないもののダンテ・ルシアでも初太刀のJC攻撃は可能です。 その際、ジャンプの無敵時間もしっかり発生するため、敵の攻撃に上手くJCを合わせれば回避行動をとらずに攻撃を避けられる上、即座に反撃に移ることができます。 トリッシュであればこれに加えて攻撃キャンセルジャンプができる分、より柔軟にJC回避をコンボに織り交ぜることができるはずです。
- ■ロックオンしたまま急転換スティンガー(01:13~)
- コマンド:ロックオン → 任意の方向 → ジャンプ → 近接攻撃
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これは一見伝わりづらいと思います。上のコマンドを使用しないで同じことを実際にやろうとすると違いがわかるかもしれません。 要はある方向を向いてロックオンしている時、通常は後ろにスティンガーを出したくても「後ろにスティンガーコマンド=ハイタイムコマンド」になってしまう為出せません。 そこで、コマンド中にジャンプキャンセルを挟むことで方向が一旦リセット状態になるので、その直後ならばどの方向にもスティンガーが出せるようになるのです。 このテクニックを敵がいる時に使いたい場合は、上記のコマンドに加えロックオフ(R2ボタン)を併用する必要があります。
- ■ターンスティンガー(01:46~)
- コマンド:(ターゲットがいる状態で) ロックオン → 後方 → ジャンプ → 近接攻撃
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一つ上の「ロックオンしたまま急転換スティンガー」の応用です。標的(敵)がいる状態で敵と反対方向にスティンガーを出すことで、 スティンガーの出始めに敵に向かって振り向く動作が加わります(それがターンしているように見える)。この場合はロックオフ(R2ボタン)は使用しません。TDEの例でわかるとおり、「JCによる攻撃回避」も兼ねています。
- ■スマッシュを出さずにハイタイム(02:56~)
- コマンド:ロックオンしたままで → 着地 → ジャンプ→ 後方 → 近接攻撃
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スマッシュとは「着地直後にロックオン+近接攻撃」で出る特殊技のことです。 スマッシュの他にはDT時のグレイヴディガー、ルシアのラッシュなどがこの特殊技にあたります。 この特殊技はスティンガーやハイタイムといったコマンド技よりも優先されてしまうため意図せず暴発することが多々ありますが、 コマンドの中にJCを挟むことで特殊技を封印してコマンド技を出すことができます。出し方はターンスティンガーと似ていますが、方向キーの入力タイミングに違いがあります。 「方向をリセットしてから再度ロックオンし方向を入力する」という手順を踏むため、方向キーはジャンプの後に入力します。素早い入力が必要なので自在に使いこなすのはかなり難しいと思います。
- ■撃ってから発射されるまでの間にミサイルランチャーの軌道変更(03:16~)
- コマンド:ロックオン → 銃撃 → ロックオフ(ボタンで) もしくは ロックオン → ロックオフ(ボタン) → 銃 → ロックオフを離す
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「ロックオン中のロックオフ及び、ロックオフを解除した際の再ロックオンは、射撃中であっても照準を上書きする」という特性を利用しています。 使用例のTDE戦ですが、TDEは空中旋回が終わると基本的には「地上に降りるor上昇するor連続斬り」の三択の行動をとります。ただし、TDEの旋回高度により上昇は停滞or上昇に、下降は停滞or下降にわけられます。 飛んでいる高さが地上スレスレの場合下降しようがないので下降=停滞になるため上昇・停滞・連続斬りの三択、高い場合は上昇=停滞になるため停滞・下降・連続斬りの三択に、中途半端な高さの場合は基本の三択です。
例の場合だと「高い位置で旋回し、下降」ですが、この場合ロックオフで照準をフラットに上書きしなければミサイルランチャーは当たりません(銃ボタンを押した瞬間照準がロックされるため下降に追従できない)。 これが「高い位置で旋回し、停滞」だった場合はロックオンのままでヒットしていたはずです。 実はこの後出し照準変更はミサイルランチャー以外でも可能なのですが、実用レベルで後出しできるのはボタンを押してから発射までのラグが長いミサイルランチャーくらいだと思います。 ミサイルランチャー程度の猶予があれば、照準を二段階上書きしてもギリギリ間に合います。
- ■スティンガーキャンセルエアレイド(04:09~)
- コマンド:スティンガーを出した直後にDTを引く
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以前にも紹介したことがありますが、エリアルハート装備中、スティンガーを出して攻撃判定を持つ前までにデビルトリガーを引くとエアレイドに化けます。 似たテクニックに「回避行動中にDTでエアレイド」がありますが、大きく違うのは「スティンガーは通常攻撃の隙をキャンセルして出せる」という点です。 このテクニックを利用することで、近接コンボに織り交ぜてほぼノーモーションで低空エアレイド状態に移行することができます。実用性があるかと言われるとちょっと微妙ですが…;
- ■エアレイドでホバリング(05:14~)
- コマンド:エアレイド中、ジャンプボタンを押しっぱなしにする
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ホバリング=空中で静止、停滞です。DMC1のエアレイドと同じような飛行の仕方ができます。 これは小技とかバグではなくて純然な仕様だと思いますが、意外と知らない人も多いんじゃないかと思います。 何らかの目的でエアレイドを移動に利用する時や、高度を保って敵の攻撃をやり過ごす時など、使える場面は探せば割とあります。
- ■スパーダ装備中にジャンプキック(06:08~)
- コマンド:空中ラウンドトリップをDT解除で中断し、直後に近接攻撃
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通常、地上ラウンドトリップ中や剣置き中で剣が手元にない時のみ使えるトリッシュのジャンプキックを、剣が手元にある状態でも使うというテクニックです。
- ■ラウンドトリップで変なヒット(06:45~)
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後半はプルートニアンorタルタルシアンのガードにラウンドトリップを合わせるとなんか面白いことになる、というネタです。狙うのは意外と難しいです。
- ■ディバインアンガーで引き寄せ(07:18~)
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倒れ際・倒れ中・起き際にディバインアンガー(地上)を合わせると敵が手前に飛んでくる、というネタです。 ほぼ手前に飛んできますが、時に横や奥に飛んでいくこともあり、その方向の条件はまだはっきりとはわかっていません。 使用例はわかりづらいかもしれませんが、あらかじめセットしておいたクランキーボムを、ディバインアンガーによる引き寄せで接触させて起爆しています。
- ■封印解除(08:11~)
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何のことはなく、ルシア編M8の封印を大げさなアクションで解除しています。ばっちり決まると気持ちいいです!
これ録ってる時に気づいたのですが、トリッシュの剣置きでは光弾を弾くことができません。が、当っていないわけではなくスタイリッシュポイントは加算される模様です。 - ■連続空中キック(08:56~)
- コマンド:(E&Iかミサイルランチャーを装備中に) ロックオン → ジャンプ → 近接 → 銃撃 → 近接 → 銃撃 → 近接 → 銃撃 → …
- ■連続サマーソルトキック(09:08~)
- コマンド:(E&Iかミサイルランチャーを装備中に) ロックオン → ジャンプ → 近接 → 近接 → 銃撃 → 近接 → 近接 → 銃撃 → …
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このサイトではもはやお馴染みの技。E&Iを発射する際の浮遊を利用して、キャンセルして空中キック及びサマーソルトキックを延々と出し続けるというテクニックです。 敵やオブジェクトなど、ロックオンできるターゲットがいないとループさせることができません。
- ■連続ラピッドファイア(10:46~)
- コマンド:ロックオン → 方向キー → ジャンプ → 近接 → 近接 → 少し待って → 近接 → 近接 → 少し待って → 近接 → 近接 → …
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戦闘では、奇襲&怯ませ&拾いなどなど、あらゆる局面で大いに活用できます。 また移動手段としても優秀で、DMC1のスティンガーでの移動のように、通常よりも速い速度で移動ができて大変重宝します。 個人的には、ルシアを使う上でかなり重要なスキルだと思っています。
- ■一対一でもトゥーサムタイム(11:34~)
- コマンド:ロックオフ(ボタンで) → 方向キー → ロックオン → 銃撃 → 方向キー → 銃撃 …
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通常、標的が複数いないと発動しないトゥーサムタイムを、ロックオフ+ロックオンを組み合わせることで一対一でも使えるようにするというテクニックです。 実用性はほとんどありませんが、TDE戦でサンプルを録っていた時にこういう形であれば銃だけで戦うのも案外ありかも…?と思いました。
以上です!
実用的なネタ、使えないネタ様々だったと思いますが気になるものがあったら是非実践してみてください。
最後にもう一度。DMC2、10周年おめでとう!
Javelina says: Feb 2nd, 2013 at 7:52 AM
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そしてさっきの動画の解説記事。 DMC2のあまり知られていないテクニックや一風変わったプレイ|Devilish Design http://t.co/Xrnnf2Q2
ネロ says: Feb 2nd, 2013 at 7:54 AM
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